皆さん分散型取引所(DEX)という形式の仮想通貨取引所はご存知ですか?
ハッキングや取引所の破綻がおきる可能性が設計上低く、多くの仮想通貨取引所で起きている「ホットウォレットから仮想通貨が盗まれる」という被害がなくなる次世代の技術で作られた取引所です。
コインチェックのハッキング盗難被害を機に、セキュリティ面で見直されそうな、
crypto bridge(クリプトブリッジ)の登録方法や使い方についてまとめてみます。
筆者もよく利用しているのですが、BCOやbitZeny、XPなど話題の通貨が購入でき、分散型取引所(DEX)の中でも使いやすいということで今人気上昇中なんです!
分散型取引所(DEX)って何?
「DEX」とはdecentral exchange の略です。
日本語でいうと「非中央集権の取引所」ですね。
コインチェックや海外取引所Binanceなどのように一つのサーバーで運営している取引所ではなく、いくつかの国と地域に分散した(decentralizedな)サーバー上で管理共有している仮想通貨取引所(exchange)のことです。
crypto bridge(クリプトブリッジ)は、日本を初め、アメリカ、ヨーロッパ、香港、台湾、タイなどいくつかの国にまたがって運営されています。
それゆえ、 いくつかのサーバーが例えハッキング被害にあっても、他のサーバーで補完できるため情報が漏洩するリスクがないというのがメリットです。
一つの国が仮想通貨に関するどれだけ厳しい規制をしいても、国にとらわれない形態のDEXは地政学的なリスクを受けにくいという大きなメリットもあります。
ただ、ユーザー情報や秘密鍵などを保管管理するのはユーザー自身のみとなるため、ログイン情報を忘れてしまった場合、永遠に取り出すことはできなくなります。
良くも悪くも自己責任、というのが非中央集権の分散型取引所(DEX)の特徴となります。
crypto bridge(クリプトブリッジ)の長所とメリット
分散型取引所(DEX)なのでセキュリティが高い!
分散型取引所(DEX)であるcrypto bridge(クリプトブリッジ)はハッカーによる攻撃にさらされる可能性が極めて低いです。
サーバーが世界各国に分散している分散型取引所にハッキング攻撃を仕掛けるのは同時にすべてのサーバーを乗っ取るなどしないとほぼ不可能であり、
もし頑張ってハッキングを仕掛けるなら、ビットフライヤーやコインチェックなど、会社が管理しているサーバーで一括管理している仮想通貨取引所を狙った方がまだ難易度が低いんです。
しかも中央集権で、ユーザー情報を管理しているセンターがありません。
これによって秘密鍵を知るためには各ユーザーの個人情報をユーザーのパソコンから抜き取らないといけません。
どう考えたって効率が悪いですよね。
世界で仮想通貨取引所がハッキング被害に遭っている中で、ハッキング防衛力が高い分散型取引所(DEX)が次に流行る、と言われています。
crypto bridgeは取り扱い仮想通貨が多い!
crypto bridgeの取り扱い仮想通貨は100種類を超えています。
これは日本の取引所では考えられないくらいの品ぞろえです。
上場したばかりの誰も知らない通貨から、今話題になりつつあってこれから値上がりが期待できる草コインなど、宝探しのようなこともできます。
また、毎日のように取り扱い通貨が増えており、それに伴って取引所のユーザーもすごく増えているんですよ。
crypto bridgeは日本語に対応している!
なによりも、crypto bridgeが分散型取引所の中でも優秀なのが、日本語に完全対応しているということなんです!
ただ対応しているというだけではなく、ツイッターの公式アカウントも日本語バージョンがあります。
管理画面右上の国旗から日本語を選択するだけで日本語になります。
またcrypto bridgeはあらゆる言語に対応しているようで、全世界のユーザーを視野に運営されているので、これからもユーザーが増え、取引が活発になっていくと思われます。
ヨーロッパにオフィスを持っているようです。
crypto bridgeは手数料が一律0.2%と安い!
crypto bridgeで取引をするには、指値注文でも成行注文でも一律で0.2%の手数料がかかります。
売買方法によって手数料が変わったりもしないので明朗会計でいいですね。
crypto bridge(クリプトブリッジ)の短所とデメリット
秘密鍵(パスワード)を失くしたらアウト!
分散型取引所というのはカスタマーセンターなんてものはありません。
ログイン情報なんかを失くしたり漏洩してしまったらすべて自己責任、
セルフGOXなんてしてしまったら誰も助けてくれません。
あくまでも、日本国内の取引所を使ってみて、
「秘密鍵やパスワートの管理はこうやって保存しておこう」
と自分なりの方法が定まってからにした方がいいです。
取り扱い通貨が多すぎてもはや把握できない
「この仮想通貨の情報調べても出てこないんですけどw」
というくらいマイナーな通貨も上場しているため、全部の通貨を把握するなんてことはしないでもいいですw
見たことも聞いたこともないような、時価評価額も低いマイナーコイン(草コイン)がたくさんあるせいで、通貨一覧がちょっと使いにくいです。
私はbitzenyを買うために登録しているようなもので、マイナーな通貨はスルーしています。
通貨の名称を入力すれば表示される検索窓みたいなものがあればいいんですが、今のところ見当たらないので、一覧から取引したい銘柄を探すしかないですね。
なんとなく購入した草コインが何倍にもなることもありますが、その反対に数分の一になってしまうこともよくある話です。
ツイッターやインターネットで情報を調べてみて、確信が持てたら他の草コインを購入してみるのも面白いかもしれませんね。
ただ、上場もハイペースですが、取引量が少ないマイナーコインはひっそりと取り扱い廃止していっているみたいなので需要がない銘柄は淘汰されていくでしょう。
crypto bridge(クリプトブリッジ)は使いやすいけどたまに重い
crypto bridgeを含め、分散型取引所はいくつかあるのですが、どれもサイトが重く、しかも使いづらいです。
crypto bridgeも仮想通貨ユーザーが世界的に増えている影響で、サーバーが重い日もありますが、
時間をおいてアクセスすればサクサク動きますし、許容できる範囲です。
たまにサイトが重い時がありますが、イーサリアム系トークンに対応したり報酬体系の改善をしたりとメンテナンスを頑張っているところなので気長に待ちましょう!
crypto bridge(クリプトブリッジ)の登録方法
crypto bridgeの登録方法なんですが、ちょっとわかりにくいです。
今まで分散型取引所を使ったことがない人にもわかるように説明します。
まずは公式サイトより以下のページにアクセス、Downroadを選択します。
「WEB-VERSION」「WINDOWS」「MAC OS X」から当てはまるものを選びましょう。
OSがウィンドウズなら「WINDOWS」マックなら「MAC OS X」でいいと思います。
ファイルをダウンロード出来たらプログラムを開きましょう。
アカウント登録が始まると思います。
このとき出てくるログインパスワードは必ず紙に書くなりして保存してください。
ちなみに、分散型取引所には二段階認証はありません。
登録があっけなく感じてしまいますが、これがトラストレスなサービスってものなんでしょうね。
crypto bridge(クリプトブリッジ)のトレード画面使い方
crypto bridgeのトレード方法について説明します。
シンプルなトレード画面になっているので、慣れると簡単に取引することができますよ。
まずはメニューの「取引所」をクリック。
①銘柄一覧
通貨の銘柄を選びます。上のタブでBTCペア、BTSペア、その他(ZNY、MONA、LTCペアとか)を切り替えることが出来ます。とにかく銘柄が多いので、お目当ての通貨がマイナーなものである場合探すのに苦労するかもしれませんw
通貨名称の右にある★マークをクリックすると「お気に入り」にすることができ便利なので使っていきましょう。
①チャート
表示チャートの時間軸を変更したり拡大縮小することができます。インジなどはつかえません。
また、取引所に上場する前の情報は見られません。
①オーダー画面
詳しい使い方は次の項で説明します。
オーダー画面の使い方
①買い注文入力欄
「価格」と「金額」を入力すると他の項目は自動で計算されます。
「価格」には購入したいその通貨ペアとの希望の値段を入力します。
「売り注文板情報」から価格をクリックしてペーストすることもできます。
「金額」には購入したいその通貨の数量を入力します。
「残高」をクリックすると、保有通貨量をペーストすることもできます。
②売り注文入力欄
基本的に、買い注文入力欄と逆の操作で問題ありません。
③④注文板情報
入っている注文が一覧表示されています。デプスチャートも確認することで売りと買いどちらが優勢かも視覚的に見ることができます。
更に下にスクロールします。
⑤自分の履歴・マーケット履歴
自分が出して、成約したオーダーの履歴を見ることができます。
最近約定した板の情報も確認できます。
⑥自分の未執行注文
自分が出している指値注文の情報がここに表示されます。
crypto bridgeのロードマップは一見の価値アリ!
crypto bridgeはブログでロードマップ(事業計画書?)を公開しています。
それによると、以下のように時系列で計画されているそうです。
・DOGEペアの開始
・ブランドのリフレッシュとウェブサイトをアップグレード(済)
・CBのパフォーマンスと安定性を高める(コードネーム:Tranquility)
・Bitsharesノードインセンティブプログラム
2018年6月
・Ethereumペア・トークン取扱開始(技術的に難しいらしい)
・Tether Coin(USDT)などの法定通貨とのペグ通貨も取引開始!
・インフルエンサーの紹介リンクプログラム(BCOで支払)
2018年7月
・ERC-20トークン取扱開始
・Ethereumフォークとクローン取扱開始
1日に6~8個のコインとトークンを追加する予定とのこと。コイン検索できる機能早くつけてくれ。
・Android&iOSモバイルアプリリリース
・bitUSDとbitCNYのサポートを取扱開始(ペグ通貨?)
2018年8月
・暗号化プロトコルの取扱開始(Monero、IPBCなど)
2018年10月
・グラフェンプロトコルの取扱開始
crypto bridgeは今まで、コミットしたことについては有言実行してきている実績がありますから、
ここで書かれていることも確実に実行されていくでしょう。
BCOの価値も高まっていくと思うので今から楽しみです!
独自トークンbridge coin(BCO)ステーキングが熱い
crypto bridgeでは、crypto bridge自体が発行しているbridge coin(BCO)という通貨が購入できます。
このbridge coin(BCO)、私も購入しているのですが、2018年伸びるといわれています。
この通貨の使用用途は、主にcrypto bridge内の手数料の総分配(ステーキング)です。
crypto bridgeの取引手数料は一律0.2%ですが、取引されたすべての手数料の50%が、このbridge coin(BCO)を保有している人に持っている通貨量によって分配されるという仕組みです。受け取りはBTCもしくはBCOとなります。
※この分配に参加するには保有しているbridge coin(BCO)をステーキングする必要があります(詳しくは公式サイトで調べてね!)
残りの50%はcrypto bridgeの運営利益となります。
これから分散型取引所が流行すればcrypto bridgeのユーザーも増えることになるし、値上がり益+配当もあるので、私はBCOに期待していますw
まあこんな仮想通貨もあるよ、ということで頭の片隅に覚えておくだけでもいいと思います!
crypto bridge(クリプトブリッジ)の公式サイトはこちらから
今注目の分散型取引所「crypto bridge(クリプトブリッジ)」について書いてみました!
bitZenyやMONAコインなど、お目当ての仮想通貨がある場合は開設しておいて損はないでしょう。
是非、セキュリティや法規制リスクからも、分散型取引所デビューしてみましょう~!
crypto bridgeの公式サイト
今注目を集めている分散型取引所(DEX)おすすめランキング・各サイトの特徴などをまとめました。