神津島(こうづしま)は、伊豆諸島の島の一つ。
実は東京都の一部であるにもかかわらず、大自然の南の島でバカンスが楽しめるという超穴場の観光地です。
今日はこの神津島の魅力や家族旅行でのアドバイス、運賃や旅費などについて情報をまとめました。
神津島で海水浴を楽しむ
- 民宿から歩いて行ける好アクセスで白砂が広がる「前浜」、
- ダイナミックなロケーションが楽しめる人気の「多幸湾」、
- 美しい弧を描いたような地形が美しい「沢尻湾」、
- 磯遊びが最も楽しめるので子どもに大人気な「長浜海岸」、
- シュノーケリングや飛込みも楽しめるナンバーワンスポット「赤崎遊歩道」
があります。
とくに赤崎遊歩道の入り江には木道の遊歩道が架けられ、海への飛び込み、シュノーケリング、ダイビングが楽しめる島1番の人気スポットで、ここで数日遊ぶというだけでもかなり満足できます。
神津島でスキューバやシュノーケルを楽しむ
神津島はスキューバダイビングやシュノーケリングを楽しめるマリンスポーツ天国でもあります。
比較的浜辺が近い場所でも岩場がたくさんあるので小魚たちをたくさん見ることが出来ますし、運が良ければウミガメの群れにも会うことが出来ます!
カンパチ・テングダイの群れなどはよくいます。
ダイビングショップのツアーで本格的に楽しむのも良いですが、海の綺麗さが段違いなのでその辺で買ったシュノーケルで潜るだけでも充分。
ダイナミックな岩礁や伊豆七島で唯一ナイトも楽しめるレジャーが色々あるのも魅力です。
キャンプ場もあるのでファミリーでキャンプも楽しめるのもいいですね。
神津島は船釣りもオススメ
神津島は釣れまくる釣りスポットとしてもとても人気です。
夏は海水浴客がメインで賑わうのですが、夏場以外のシーズンはフィッシング・釣りを目当てに来る人が多いらしいです。
磯釣り、防波堤釣り、船釣りなどフィッシング初心者から上級者まで様々な釣り方が気軽に楽むことができます。
「吉栄丸」という民宿では釣り船体験ツアーなどもあるのでたくさんの釣り客が泊まっています。
神津島へのアクセス・運賃
神津島への移動手段は、八丈島同様、船か飛行機の2択になります。
神津島へ来島するためのアクセスをざっとまとめると、
JR浜松町駅の竹芝桟橋や熱海港より大型客船、高速ジェット船など、
下田港より中型客船など
新中央航空よりセスナ飛行機があります。
八丈島はANAが飛んでいるんですけど、神津島は距離が近いので船メインとなりますね。
東海汽船:ジェット船
ジェット船の料金 | |
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一般 | ¥9,760 |
こども(小学生まで) | 半額 |
ジェット船の時間 | |
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所要時間 | 3時間40分 |
東京発 | 8:25発→ 12:05着 |
神津島発 | 14:20発→18:00着 |
三時間半座席に座りっぱなしなので小さな子供にはつらいかもしれません。
ジェット船はすぐに満席になるので、人気のある日付はすぐに予約を取らないと乗れません。
ただ、東海汽船は「満席」と言っても、当日キャンセルがあって乗れる場合があるので、一人旅とかならいいかもしれませんね。
東海汽船:大型客船
発着地 | 運賃 | 所要時間 |
---|---|---|
東京~神津島 | 片道¥6,080(2等・最安) | 11時間 |
横浜~神津島 | 片道¥5,340(2等・最安) | 10時間 |
大型客船はとにかく安く行きたい人、どんな環境でも寝れる人、宴会しながらワイワイ移動したい人向けです。
「席なし」というチケットもあり、廊下などに雑魚寝することもできます。
二等は6歳位までのお子さん連れにはおすすめしません。
乗り心地は悪くないですが、眠れない場合が多いのでぐずられるとどうしようもありません。
家族連れなら1等を予約するのであれば、家族だけの個室になると思うのでそれはアリです。
行きの東京23:00発→神津島8:55着は寝ているうちに着くのでまだ良いですが、帰りの神津島9:30発→東京17:40着は非常に暇に感じると思います。
安く行きたいのであっても、行きは寝ることを前提に大型客船を選択し、帰りだけは3時間半で着くジェット船にした方が時間を有意義に使えるのでいいかもしれません。
新中央航空:セスナ飛行機
発着地 | 運賃 | 所要時間 |
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調布~神津島 | 片道¥14,900~ 子供11歳迄¥10,500 | 45分 |
到着は飛行機で、帰りはジェット船のプランがダイビングされる方には人気です。
神津島の宿泊料金はどのくらい?
神津島の民宿は、何故かほとんど宿泊料金が一緒です。
特別に格安というのはないですが、
- 素泊まり5千円くらい
- 朝夕の食事つき8千円くらい
が相場です。
コンビニなどがないので、食事をつけたほうがむしろ外食より安くなるかもしれません。
魚がとてもおいしく民宿で思う存分食べられるので食事つきがオススメです!
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神津島の観光スポットといえば?
赤崎遊歩道
神津島の遊泳スポットで一番有名な場所です。
波の少ない入り江だからこそ楽しめる穏やかなシュノーケリングや、遊歩道の中にある飛び込み台など、大人も子供も楽しめること間違いなしの鉄板スポットです。
トイレはありますが、ロッカーや着替えスペースはないので、車に乗る前に水着を着ていくとか各自で用意する必要はあります。
夏は意外と人も多かったりするので盗難には気を付けましょう。
島の中心部からかなり遠いため、徒歩で行くのは厳しいです。
シーズン中は売店がありますが、それ以外の期間は店がありません。(8月末まで?)
アクセスは、島内バス(200円)で港から約15分で、終バスは夕方くらいです。
タクシー、レンタカーを利用すればもう少し遅い時間までいることも可能ですが、高いのであまりお勧めしません。
天上山
神津島で一番高い山が天上山です。
見晴らしや大自然を感じるスポットが素晴らしいので、実は登山のためだけに神津島を訪れる人もいるくらい人気です。
表砂漠、裏砂漠、新東京百景、不動池、天空の丘、白島登山道など非日常な大自然を感じられるスポットが数多く点在しています。
天上山に近い民宿はこちらがおすすめ👇
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神津島温泉保養センター
外の大露天風呂は海が間近で、波しぶきを大迫力で感じることが出来ます。
大きな海を眺めながら波の音と共に温泉を楽しめるという贅沢。
営業時間 | 午前10時〜午後9時 閉館1時間前最終受付 |
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施設利用料 | 大人 800円 子供400円 |
休館日 | 毎週水曜日(但し、夏季・G.W・年末年始は営業) |
注意事項 | 露天風呂は、水着着用 |
よっちゃーれセンター
1階は、一本釣りや定置網等で獲れる新鮮な魚介類を原料にした、干物等の加工品を販売しています。
2階は、新鮮な食材を使い、お刺身やてんぷらなどの定食を提供する、海鮮料理レストランなので食事で訪れるのがいいですね。
海鮮漬丼定食が絶品だとか。
郷土資料館
島の歴史と貴重な文化財を保存しています。
神話にも由来する神津島の、考古学的にも珍しい出土品や、島の歴史を物語る文献などが展示されているのでぜひ。
入館料 | 大人300円 15才未満100円 |
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開館時間 | 9:00~16:00 |
休館日 | 月曜日(要問合せ) |
所在地 | 東京都神津島村118 |
アクセス | 神津島港から徒歩15分 |
まとめ
東京から神津島に家族旅行に行ったときのことを中心に、シュノーケリングや海水浴、釣りなどのレジャーから、運賃や宿泊費などについての情報をまとめてみましたが、いかがでしたか?
東京に近いのでまるで別の国に来たかのような大自然とマリンレジャーが楽しめる、神が住む島「神津島」。
南の島が好きな方はぜひ一度は行ってみてくださいね!