一般的には腕時計など経費で落とせないと言われている高額なものを、経費として落とす節税方法をご紹介します。
もし投資や副業の収入が一時的に激増して収入が増えると税金が怖いですよね?
そんなときに有効だと思われる方法をお教えします!
※自己責任で参考にしてくださいね
どんなものが経費にできる?
経費を増やして所得を抑えたいと思った時、どのようなものが経費にできるのでしょうか。
ざっくりいうと、経費にできるものは、「仕事・事業に必要なものや関連があるもの」です。
パソコンを仕事で使う人はパソコンを経費に、仕事に車を使う人は社用車とすれば、経費にできます。
一般的に経費として計上できる固定資産の一例
- 車(社用車)
- パソコン(事務所備品)
- コピー機(事務所備品)
- エアコン(事務所備品)
- 事務机(事務所備品)
- 事務イス(事務所備品)
- キャビネット(事務所備品)
- その他、事業運営に必要と判断される資産
服や財布、腕時計、美術品や骨董品なんかは原則的には経費にはできません。
ただ、服に関しては、ファッション関係の仕事をしていれば、服のデザインを参考にしたいとかいろんな着回しを研究したいとか理由を付けて仕事に結びつけることができますね。
経費にするために事業届を出そう
事業届を出すのは誰でも最寄りの税務署で無料でできます。
ただ、副業禁止の職場にお勤めの方はできないのであきらめましょう。
今回紹介する節税方法は、自営業や経営者の方しかできません。
経費にしたいものに関するブログを作ろう
たとえば、高級な腕時計を経費にしたいなら、高級な腕時計の情報を載せたレビューブログなんかを作りましょう。
美術品のレビューブログ、骨董品のレビューブログなど自分が最も興味がある分野を選ぶことをお勧めします。
ブログははてなブログでもいいですが、できれば独自ドメインを取ってワードプレスで作りましょう。
ブログのクオリティは低くてもいいです。
ワードプレスでブログを作るまでの手順はこちらの記事を参考にしてみてください。
ただ、月に1円以上の利益がでるようにgoogleのアドセンス広告を張りましょう。
「グーグルのアドセンス広告を収入源とした高級腕時計のレビューサイト」を作るのです。
別に腕時計をたくさん買う必要はありませんが、複数の時計を購入し、購入した時計ごとに記事を書くといいと思います。
アドセンス広告を張る方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
これで正々堂々、ブログ記事の題材にするために経費として腕時計を経費にすることができます。
高額品は減価償却で数年かけて節税になります
10万円以上の高額な機器や車などは、その品物ごとに決められている法定耐用年数で購入費を割って、それぞれの事業年度ごとの経費に計上することになります。
反対に、10万円未満の固定資産であれば、購入した年度に一括で経費計上してもいいことになっています。
この場合、法定耐用年数は関係ありません。
減価償却の法定耐用年数を活用しよう
例えば600万円で新車の高級車を購入したとします。
新車の減価償却は6年に設定されているので、購入した年から6年間毎年100万円ずつ経費に計上することになります。
しかしこれが4年落ちの中古車だと、購入した事業年度に全額を経費に計上できます!
もし、その年の経費だけを大きくしたいという方は、4年落ちの中古車を購入するようにしましょう。
腕時計の場合は、以外にも減価償却が長く、10年となっています。
つまり腕時計は10年もののビンテージなど買うと一括で経費にできるということですね。
このように、購入資産の新旧や購入金額、購入のタイミングなどで節税のかたちも変わってきます。
法定耐用年数の一例
- 3年…カーテン、じゅうたん、座ぶとん、寝具など繊維
- 4年…パソコン、冷蔵庫など
- 5年…事務機器、テレビ、いす、机など
- 6年…電気・ガス機器・社用車
- 10年…時計など
※実際にその品物の法定耐用年数が何年になるのか、高額なものは税理士に相談してから購入するようにしてください。意外と細かいです。
ブログで経費にする際の注意点
ただ、注意してほしいのは、
作ったブログがあまりにもしょぼいものだった場合、
ブログ収益がまったく発生していなかった場合、
経費として通らない危険もあります。
ブログはある程度(一日に数十件くらいは)アクセスがある状態にまで育てる必要がありますね。
また、経費として計上する金額が巨額だったりすると、5年後に突然国税のマルサが…なんてこともあり得ますね。
常識の範囲内での経費計上にしましょう。
私はまだ高額な税金を支払うことで悩むほど収入はないんですが、いつかビッグマネーを手にしたら実践すると思います!
いつのことになるやらw