声量を上げたい、安定した高音を出したい方に効果的な器具、パワーブリーズについてご紹介します。
パワーブリーズ(Power Breathe)とは、
ロングトーンが続かない、音程コントロールが思うようにできないなど、
お悩みの方の為に開発されたトレーニング器具です。
B’zの稲葉浩志、UVERworldのTAKUYA∞、Ms.OOJA、山下達郎など、
名だたるボーカリストの方がボイストレーニングで愛用していると言われています。
また、吹奏楽(トランペットやサックス、フルートなど)の楽器奏者にも人気で、
練習だけでは得られない呼吸の安定感を培うことができます。
後で書きますが、私も一年前に購入して愛用しています。
パワーブリーズの負荷は3種類ある
- 緑・・・低負荷
- 青・・・中負荷
- 赤・・・高負荷
それぞれのパワーブリーズは10段階で負荷を調節できるようになっています。
ウェルネスタイプ(グリーン)
グリーンが軽負荷なので女性の方や、年配の方が使用するのにちょうど良い負荷です。
健康の為に呼吸器を鍛えたいという場合はこれで十分効果を得られるとのこと。
フィットネスタイプ(ブルー)
ブルーは一般成人男性が始めるのにちょうど良い負荷で、
歌唱力アップの為に肺活量を鍛えたい方にはこれがちょうどいいと思います。
スポーツタイプ(レッド)
レッドはアスリートのような方にちょうど良いもっとも負荷の高いもので、
B’zの稲葉浩志が使っているのもレッドだと言われています。
一番低負荷にしてもタオルとかハンカチを口に当てて息をするぐらいのキツさと言われています。
パワーブリーズの推奨されている使い方は?
パワーブリーズの使用方法は、
パワーブリーズをくわえて口呼吸をするだけです。
30呼吸を一日2回(朝と夜)やるだけで効果が実感できます。
吐く時はゆっくりで、吸う時は一気に。
息を吸うときに負荷がかかる仕組みになっています。
人により個人差がありますが、使用して1~2週間で、
声量が明らかに増え、声色(もしくは音色)が変わってきます。
30回でギリギリ疲れてできない、というくらいの負荷で
多くても少なくてもダメだということです。
あまり強い負荷で無理に頑張ると酸欠になるので気を付けてください。
負荷が強すぎると
「フゴッ」
て変な鼻声がでます笑
パワーブリーズで呼吸筋を鍛えるメリット
パワーブリーズでは、呼吸筋を鍛えるということが目的です。
「呼吸筋」とは、読んで時の如く呼吸する時に使う筋肉のことです。
ここで言う呼吸筋とは、
横隔膜、腹斜筋、胸鎖乳突筋、喉頭筋などのことを指します。
これら筋肉を鍛えることで「肺活量」が上がります。
扱える息の量が増えるので、
- たくさんの息を吸えるようになるので、一息で長いフレーズを歌える
- ロングトーンが長くなる
- 今よりも精密な息のコントロールができる
- 高音が出せるようになる
などの効果が期待できます。
B’zの稲葉浩志はパワーブリーズで声量が上がった?
B’zの稲葉浩志やポルノグラフティの岡野昭仁は声量が凄いことで有名です。
肺活量は8000cc(一般男性が3000〜4000cc)あるという噂もあります。
成人男性の2倍って、本当ですかねw
もしかしたら稲葉浩志はパワーブリーズで鍛えているのかも?
私もパワーブリーズを購入し、効果を実感しています
私が購入したのは、ブルーのフィットネスタイプです。
負荷が10段階で調節できるのですが、
最初は負荷0段階でもちょっとキツかったです。
2週間くらい毎日使っていたんですが、
その時には5~7くらいの負荷まで上げることができ、
明らかに吸う力がアップしていました。
(ちなみに、朝起きてからすぐが一番強く吸えます。)
そしてその状態でカラオケに行って歌ってみた結果…
ロングトーンが驚くほど伸びるようになりました!
つまり声が長く伸ばせるようになりました。
まさにパワーブリーズの効果を感じることができています。
値段は8000~9000円と正直ちょっとお高いですが、
歌が本当に上手くなりたい方にとっては、
家でも静かに歌の練習ができることを考慮すれば、
元はとれる金額だと思います。