腹筋運動で腹筋を鍛えれば歌は上手くなる?効果的な歌上達のトレーニング法をご紹介!

腹筋運動で腹筋を鍛えれば歌は上手くなる?効果的な歌上達のトレーニング法をご紹介!音楽/ボイトレ
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腹筋運動で腹筋を鍛えれば歌は上手くなるのか?

腹筋が強いと良い声が出るでしょうか?
 
残念ながらスポーツで行うような腹筋の筋トレは、

基本的に歌とは関係ありません。

だから腹筋が6パックに割れていても良い声とは限らないです。

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歌に必要なのは腹筋よりも腹式呼吸

歌に必要なのは腹筋よりも横隔膜や腹斜筋です。

腹式呼吸をすることにより、

主に横隔膜の力を使って声を出すのです。
 

腹筋より重要なのはわかったけど、そもそも横隔膜って何?

横隔膜は、あばら骨(肋骨)の下部、

つまり肺の下にある膜のように大きな「筋肉」です。

横隔膜という名前なので誤解されがちですが、

肺の底を覆うような膜のように大きな筋肉のことです。

横隔膜が収縮すると、胸腔が広がり、

内部の圧力が低下します。

圧力を等しくするために、空気が肺の中へ流れこみます。

横隔膜がゆるむと、肺と胸壁の弾力性で空気が肺から押し出されます。

横隔膜により、息が十分に流れ、声帯を通して良い声が出るのですね。
 

じゃあ横隔膜はわかったけど腹斜筋って何?

腹斜筋というのは、腹筋(腹直筋)の奥にある筋肉、

つまり腹筋のインナーマッスルです。

詳しく言うと腹斜筋には外腹斜筋・内腹斜筋があるのですがそれは置いておきます。

腹筋(腹直筋)が体を屈曲するために働く筋肉で、

横隔膜が呼吸をする為の筋肉、

腹斜筋は、呼吸にも、体の屈曲にも作用する筋肉です。

なので、歌を歌うときに使う筋肉は横隔膜と腹斜筋なのです。

どうやって横隔膜と腹斜筋を鍛えたらいいの?

夏暑いとき、犬が舌をだしてハッハッハッと呼吸していますね。

その犬の真似をして、力を抜いて「ハッハッハッ」と呼吸してみてください。

これを「ドギーブレス」と言います。

そのときお腹のどこか呼吸するたびに動いているのがわかりますか?

その動いている筋肉が横隔膜です。

この横隔膜を十分に利用して行う呼吸法を腹式呼吸といいます。

集中して横隔膜の動きを感じると、

なんだか膜のように大きな筋肉があるのがわかるかもしれません。

「ドギーブレス」を長く続けるコツは、

吐く息と吸う息の量が同じになるように行うこと。

できるだけ長い時間繰り返し、持続してください。

腹筋運動がダメならどんなエクササイズが歌うのに効果的?

歌を歌うために必要な筋肉は横隔膜と腹斜筋ということはご紹介しました。

「ドギーブレス」でも鍛えられるのですが、

若い人ならもっとハードな運動でも大丈夫ですよね。

ではどんな運動エクササイズで鍛えられるのかということですが、

水泳、ジョギング、短距離走などが効果的です。

つまり、肺活量が増える運動ということです。

どれも一見地味ですが、一カ月も続けていると、

明らかに歌声が変わってきます。

わたしも最近運動はサボり気味なのですが

この記事の執筆を機にまた走ってみるかな…

横隔膜を使う腹式呼吸が上手く出来ない人はどうしたらいい?

この腹式呼吸ですが、意外に出来ない方が多いです。

そういう人は、普段胸式呼吸で生活することになれてしまっていますから、

腹式呼吸に慣れていくことが大切になってきます。

横隔膜の動く場所を意識できるようになったら、

肩に力を入れずに、いっぱい息を吸って、横隔膜のある場所で止めます。

20秒ほど止め、「ハーッ」と一気に息を吐く。

これを何度か行ってみてください。

この一連の動きがスムーズに出来るようになれば腹式呼吸に体が慣れてきたということです。

正しい知識を持って、正しい歌い方を身につけましょう

多くの人が、喉だけで歌っていたり、胸式呼吸だったり、

必要以上に腹筋に力を入れたりして、正しく歌を歌う方法をとれていません。
 
ぜひ腹式呼吸に必要な体の使い方を覚えて、良い声になってください。

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