本日世界同時株安が起き、そして仮想通貨市場も絶賛暴落中です!
ニューヨークダウも数年ぶりの下落率を記録しており…
って恐怖指数ってなんやねん!
ビットコインや仮想通貨市場への影響はあるのか?
仮想通貨の暴落はいつまで続くのか?
仮想通貨市場はピーク時の水準まで戻ってくるのか?
今あるニュースや情報を総動員して分析してみました!
金融市場は全面安!
東京株式相場は先物主導で一段安、日経平均株価の下げ幅はITバブル崩壊時を上回りました。
米国株急落やボラティリティーの急上昇を受け、投資家がリスク資産のポジション(持ち高)を縮小する動きが強まっています。
仮想通貨市場も絶賛暴落中。。。
恐怖指数(VIX)とは?
VIX指数とは、「ボラティリティ・インデックス(Volatility Index)」の略称です。
VIX指数はアメリカの主要株価指数「S&P500」を対象とするオプション取引の値動きを元に算出されています。
VIX指数は将来の投資家心理を示すパラメータとして別名「恐怖指数」とも呼ばれています。
この指数が高いほど投資家が相場の先行きに不透明さを感じていると考えられています。ALL ABOUTから引用
ボラリティの大きさから、投資家心理数値化して表している指標とのこと。
数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされ、通常は10~20の間で推移します。
記事を書いてい折る現在の恐怖指数は37です。なかなかの高水準ですよね!
15未満:市場全体が楽観ムード
15〜20:正常状態
20〜25:市場全体で懸念が高まっている
25〜30:株式市場に混乱が生じている
30以上:株式市場に極端な混乱が生じている
ボラリティとはある期間の値幅の大きさです。
ボラリティが高い=値動きが激しく相場が不安定、ボラリティが低い=値動きが安定してる状況です。
恐怖指数が急上昇している
日本経済新聞の記事をみてみましょう。
<米「恐怖指数」が急上昇、15年8月以来の高水準>
米株の変動性指数(VIX)が5日急上昇し、前週末終値の2.2倍にあたる37.32で終えた。
中国の人民元切り下げで世界の株式相場が動揺した2015年8月24日以来およそ2年5カ月ぶりの高さ。
5日の米株式市場で主要3指数が急落し、ダウ工業株30種平均は前週末比4.6%安、下げ幅は1175ドルと史上最大だった。
今回のように恐怖指数が上昇したのは、2015年8月24日以来およそ2年5カ月ぶりとのことで、その時の原因は、「中国の人民元切り下げで世界の株式相場が動揺した」ことが発端のようですね。
その前の恐怖指数の上昇はかの有名な「リーマンショック(2008年10月)」の時で、このときの恐怖指数89を記録して史上最高値となっています。
米長期金利の上昇を背景に株式相場の相対的な割高感が意識されている。資金流出への警戒感から、前週末にVIXは1年3カ月ぶりの高水準を付けていた。
相場の変動率が低い状況が続き、オプション取引などで先行きの価格変動に備える市場参加者が少なかったのもVIX指数の急上昇につながっている。
株式相場の相対的な割高感が意識されて資金流出への警戒感から、、、
この文脈から読み取れるのは、これだ!というはっきりした出来事が契機になっていないということですね。
そういうこともあるらしいです。
米株式相場の上昇が続いていた17年11月には9.14と、シカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出を始めた1993年以降の最低を付けていた。
2017~2018年の年末年始あたりは、市場は楽観ムードで1993年以降最も恐怖指数が低かったということですね。
市場が楽観ムードだった分、その反動でパニックになっているのかもしれませんね。
恐怖指数(VIX)と仮想通貨市場に関連性はある?
coinpostの記事によると以下のように関連性があるとみられるようです。
ドイツ銀行の国際金融戦略家のMasao Muraki氏は、ビットコインの価格がシカゴ・オプション取引所のVIX(恐怖指数)と、どのような逆相関にあるかについての報告書を公開しました。
比較的低いVIX(恐怖指数)は投資家達が低いボラティリティを期待し、
高いVIX(恐怖指数)は高いボラティリティを期待していると言えます。
こう考えると、「恐怖指数」という名前はなかなかインパクトがありますが、冷静に分析すると、VIX(恐怖指数)が低い状況は、投資家が低いボラリティを予想しているだけ、
VIX(恐怖指数)が高い状況では、高いボラリティを期待しているだけとも見ることができますね。
つまり恐怖指数が高い状況においては、大きなリターンが期待できる投資ができる、ともとれます。
VIX(恐怖指数)と仮想通貨チャートは逆相関の関係にある?
Masao Muraki氏によると、最近のチャートを見ると、VIX(恐怖指数)とビットコイン価格は逆相関の関係にあるらしいです。
このチャートを参考にすると、恐怖指数(オレンジ線)が下がれば、ビットコイン価格(青線)が上がり、
反対に、VIXが上がるとビットコイン価格は下がる傾向にあることがわかります。
VIX(恐怖指数)は短期的には上昇していますが、2009年以降、長期的な下降トレンド(ボラティリティの低下=市場の安定)にあります。
VIX(恐怖指数)が上がると仮想通貨価格は下がる?
VIX(恐怖指数)と仮想通貨チャートが逆相関の関係にあるとすれば、
VIXが低い水準のままであるなら、ビットコイン価格は上昇する傾向があり良い影響になりますが、VIX(恐怖指数)が暴騰している今現在の状況になると、仮想通貨チャートはさらに暴落するのではないかと考えることができます。
市場参加者らが不安を抱くようになり、VIX(恐怖指数)が上昇すると、リスキーなトレードを避ける傾向があるので、仮想通貨市場から資金が逃げる可能性もあるとのことです。
つまり、VIX(恐怖指数)が上がってる現在は、仮想通貨市場の価格チャートは下がる傾向があるってことですね~。
う~ん。
仮想通貨市場が今から上昇トレンドに入るという見方もできる!
VIX(恐怖指数)は基本的には10~20に落ち着くようにできているそうです。
つまり、VIX(恐怖指数)が今37以上に跳ね上がっていますが、この数値はほぼ確実に下落します。
VIX(恐怖指数)が高い水準のまま推移するというのは現実的ではなく、下落トレンドに突入していきます。
相対的に、VIX(恐怖指数)が安定に向かっていくという見方もできますし、そう考えると、仮想通貨市場も相対的に上昇トレンドを開始するという解釈もできますね。
まあ、仮想通貨の暴落が落ちるところまで落ちていたら、あとは上がるしかないってことです。
恐怖指数のまとめ
- 今回の恐怖指数の上昇はアメリカの株価高騰→下落が原因(はっきりわかっていない)
- VIX(恐怖指数)とビットコイン価格は逆相関の関係がある可能性がある。
- VIX(恐怖指数)の価格は元に戻る性質がある。
- ビットコイン価格は相対的に上昇トレンドに移行する可能性がある
という感じですかね。
最後の「上昇トレンドに移行する可能性がある」は私の希望的観測が含まれています笑
さあどうなるかな~
答え合わせは数か月後!!
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