FX最大手のGMOインターネットグループが、ビットコイン売買サービスに参戦!
ビットコインなど仮想通貨FXでも世界1位の地位を築くことができるのか?!
取り扱い暗号通貨は当初ビットコインだけでしたが、アルトコインも続々取り扱い開始しています。
スマホアプリの使いやすさにはさすが定評がありますね。
今回の記事では、GMOコインと他取引所の仮想通貨FXや手数料などの違いの比較や特徴をまとめてみました。
また、GMOコインはこんな場面で使うのがベストだぞ!という攻略法も伝授したいと思います。
GMOコインはFX業界世界1位の実績!
GMOインターネットグループは様々なITサービスを展開している有名な大企業ですが、
株式やレバレッジをかけた信用取引(FX)など金融商品サービスの成長も目覚ましいですね。
GMOクリック証券にいたっては、5年連続でFX年間取引高が世界1位となっています。
そんなGMOが満を持してリリースしたGMOコイン、仮想通貨業界参入時は大きなニュースになりました!
GMOコイン仮想通貨FXの特徴
GMOコインの取り扱い仮想通貨一覧
現在、GMOコインにおける取り扱い仮想通貨は以下の通りになっています。
販売所形式で購入可能。FXができるのは現状ビットコインのみ。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
ビットコイン(BTC)の他、4種類のアルトコインを購入できます。
今後FXに対応するのも、この4種類の中からということになりそうですね。
ロスカットあり(追証無し?)
一定の損失が発生した場合、損失が拡大しないように自動的に取引が強制決済されるというロスカットルールが採用されています。
GMOコインは、入金している証拠金維持率が(5倍:75%、15倍:80%、25倍:85%)を下回った時点で発動されます。
追加の証拠金が要求される「追証(おいしょう)」が発生することはないといわれていますが、
ビットコイン相場が急変動した際にロスカットが起きたユーザーの中には追証が発生している人もいるそうなので、追証がないわけではないようです。
GMOコイン取引所の長所とメリット
GMOコインFXはスマホアプリが使いやすい!
パソコン用のFX売買ツールにも負けないほどのクオリティのGMOコイン公式アプリが一番の特徴ですね。
ビットフライヤーやコインチェックにはスマホアプリはありますが、ビットコインFXができるのはFXに特化したGMOコインやDMMビットコインのみの特色ですね。
私はGMOコインでFXする場合、パソコンでチャートやイナゴフライヤーを表示して、注文と決済はスマホアプリを使用して併用して使っています。
また、ボリンジャーバンドやRSIなどのテクニカル分析にも完全に対応しています。
スマホでこれだけの機能を兼ね備えたものは他にないと言えるほど高品質なUIですね!
GMOコインは即時入金、出金が無料
GMOコインは利便性を重視し、日本円の出金やビットコインにおける即時入金の手数料・出金等の手数料をGMOが負担してくれ、基本無料となっています!
出入金にはほとんどすべての仮想通貨取引所で手数料が発生するのもなのでこれはありがたいですね。
GMOコインの販売所のスプレッドは良心的
ビットフライヤーやコインチェックなど大手国内取引所では、スプレッドの値を割合で算出しているようです。(1~4%ほど)
なのでビットコインの値段が上がれば上がるほどスプレッド手数料が開いてしまいます。
GMOコインはスプレッドを3000円ほどで固定しているので、ビットコイン価格が上がれば上がるほど手数料は安くなるということになりますね。
アルトコインFX取引がリリース予定
国内の大手取引所ではビットコインのFXしかありません。
先日、日本で初めて「DMMビットコイン」でアルトコインの取り扱いが開始されました。
海外取引所では「BitMEX」がアルトコインのFXも出来ることで有名ですね。
GMOコインでも、イーサリアムやリップルなどのアルトコインのFX取引をリリース予定とのこと。
アルトコインでのFXは、ここぞという相場が変動するチャンスをつかむことが出来れば大きな値幅を取ることが出来るかもしれませんね!
GMOコインは最大レバレッジ10倍!
日本の大手取引所のビットコインFXにおける最大レバレッジはビットフライヤー15倍、Zaif7.7倍、コインチェック5倍、DMMビットコイン5倍となっています。
GMOコインは5倍・10倍のいずれかのレバレッジが可能です。
ハイレバレッジを掛けられるということは、利益を最大化できるという反面、リスクも倍々です。
ロスカットで資産を失わないように、小額の原資で試してみてくださいね。
GMOコインはスワップ金利が良心的
GMOコインのスワップ金利発生タイミングはニューヨーククローズ:日本時間の朝7時(米国サマータイム中3~11月は日本時間朝6時)となっています。
ZaifやコインチェックでFX取引を行うと、ポジションを持った時点で一日分のスワップ金利がとられてしまいます。
一方、GMOコインのFXはニューヨーククローズ時間にポジションをもっていなければスワップ金利は発生しません!
長くポジションを持っておくつもりでビットコインFXをしたいなら、GMOコインの方が有利かもしれませんね。
※GMOコインの金利スワップは10万円に対して5000円程度(0.04%)となっています。
GMOコイン取引所の短所とデメリット
GMOコインの現物購入は販売所形式のみ
GMOコインは取引所ではなく、販売所であると公式に明記しています。
ビットフライヤーやコインチェックは取引所と販売所を両方もっていますが、GMOコインは販売所のみです。
取引所と販売所は厳密には違います。
取引所ではユーザー同士が注文を出し合い希望価格がマッチングすれば売買成立となりますが、
販売所では会社がストックしている仮想通貨を一方的に提示された価格での取引になります。
GMOコインは仮想通貨取引所ではなく、仮想通貨売買サービスを提供していると認識しておきましょう。
少額のビットコインの売買では取引所の方が、ユーザー間の取引であるため手数料が少ない傾向にありますが、
1000万円以上の高額な売買を行う場合は、瞬時に提示されている価格で売買が成立する販売所の方がお得に買える可能性があります。
取引所では、急な価格変動により希望価格での売買が成立しない場合があるからです。
ただし、GMOコインの現物取引は一日の取引上限(1BTCまで)が定められているので、このメリットはありません。
GMOコインはスプレッド手数料が大きい時がある
GMOコインでは、相場の変動状況にもよりますが、
販売所の現物取引では3,000円、ビットコインFXは800~50000円程のスプレッド手数料が取られます。
GMOコインの悪いところといえば、このスプレッド手数料を事前の告知なく拡大傾向にあるところです。
先日も最大のスプレッド手数料が5000円から50000円に、約十倍に引き上げられていました。
たしかにビットコイン相場は、アメリカでの先物取引導入などの背景もあり、ボラリティ(価格変動幅)がどんどん大きくなっています。
それに伴いレバレッジをかけられるFXでのスプレッド手数料の拡大も仕方ないとは思いますが、けっこういきなり変更してくるのでビックリした人も多かったようですね。
GMOコインの最近の主な変更点
スプレッド上昇
ビットコインFXの最小スプレッドが300円→500円→800円に
ビットコイン現物のスプレッドが3000円→5000円に引き上げられました。
ビットコインFX最大建玉数の減少
今までビットコインFXでは30BTCまで同時保有可能でしたが、30→20→10BTCに変更されました。
注文建玉数も5BTC→2BTCに、ビットコイン現物取引も3BTC→1BTCに変更になっています。
GMOコインは注文板が見えない
多くの仮想通貨取引所では、ロングポジションとショートポジションがどの価格で注文が起きているか一覧で見れるようになっていることが多いのですが、GMOコインではそれがありません。
どれだけの注文量がロング・ショートどちらでたまっているのかもFXトレーダーにとって重要な判断材料となるため、この点は不利な仕様であるといえます。
ただし、GMOコインは成行注文での手数料が指値注文と同じく無料で、瞬時にその価格で約定するため、成行注文で瞬間的にトレード(スキャルピング)するのには適しているといえます。
実際にGMOコインだけ使っているスキャルピングが上手いトレーダーが月数百万円稼いでいる話をよく聞きますね。
平日の日中に定期メンテナンスが入る
GMOビットコインは今のところ、毎週水曜日15:00〜15:30に定期メンテナンスがあります。
ちょうど相場が変動していて勝負どころ!というときにメンテナンスに入ってしまうと何もすることができなくなるので注意が必要です。
GMOコインでオススメのFX戦法・攻略方法
GMOコインのビットコインFXは、スキャルピング(短時間で売買をして利益を出す方法)というトレード方法に特化すると勝ち易いです。
一日のうち、上げ相場と下げ相場などトレンドをつかみやすいときか、テクニカルの知識を使って値動きを読み、その時だけトレードを行うというものです。
一回のトレードにかける時間は30秒~数分間くらいです。それを繰り返します。
私はオススメしませんが、出先でもスマホ一つでトレードができてしまうので、外出先やカフェなどで気軽にトレードをして利益を出している人も多くいます。
GMOコインでの購入方法
具体的な手順は画像と以下の通りとなります。
- 取引したい仮想通貨を選ぶ
- 次に、日本円でどれくらいの金額分買いたい(売りたい)か指定します。
- 購入か売却のどちらかを選択する
- 注文を確定する
注文方法がいくつかあるのでご紹介します。
成行注文
成行注文とは、注文価格を指定せず、取引銘柄、売買区分、取引数量を指定した注文方法のことです。
相場が急変動しているときに指値を指定するより成行注文の方がチャンスをとらえることができます。
GMOコインでは成行注文は指定金額で購入できますし、追加手数料もないので、他のFXツールより有利です。
GMOコインでのスキャルピングでは、この成行注文をメインに使っていきましょう。
指値注文
指値注文は、注文価格を指定して発注する注文です。
逆指値注文
逆指値注文とは、指定したレートより「BTC/JPY」の価格が高くなったら買い、安くなったら売るという注文方法です。
「BTC/JPY」の価格が実際に指定したレートに達すると、逆指値注文は成行注文として執行されます。
特殊注文:OCO注文
OCO(オーシーオー)注文は2つの注文を同時に出す注文方法です。
指値注文と逆指値注文を同時に出し、一方が約定すればもう一方の注文は自動的にキャンセルされます。
特殊注文:IFD注文
IFD(IF Done/イフダン)注文は新規注文と決済注文を同時に出す注文方法です。
新規注文が約定後に決済注文が自動的に発注されます。
特殊注文:IFD-OCO注文
IFD注文とOCO注文を掛け合わせた注文方法です。
新規注文(IFD注文)が約定後に決済注文(OCO注文)が自動的に発注されます。
特殊注文に関しては使いこなせるととても便利です!
注文を仕掛けて置いて、あとは待つだけ、ということもできますからね。
詳しい使い方は公式サイトのFX注文ページを実際に使ってみて覚えていきましょう。
GMOコインの公式サイト
公式サイトはこちらから
厳選!オススメ仮想通貨取引所
手数料が上記の国内取引所と比べ圧倒的に安く、サイトの使いやすさもトップレベル。
日本に上場していないアルトコインの品ぞろえもバイナンスだけあれば十分です。
海外取引所にたまにある出金できないなどのトラブルもなく、世界一信頼され使われている取引所です。
binanceの詳細
ビットコインだけでなく多くのアルトコインもFXできます。
日本の取引所は相手になりませんね…
BitMEXの詳細